撮影準備と服の買い方
- akiranabemura
- 2024年7月29日
- 読了時間: 4分

こんにちは
いつもご覧いただきありがとうございます
近々友人と撮影をするので久しぶりに古着屋へ行ってきました
あきる野市にある『TEA ON』という古着屋へ行きました
ホームページもなくInstagramもやってなくて、お店も辺鄙(へんぴ)な場所にある穴場スポットでおすすめです
アメリカものを取り扱っていて、サイズも良くかわいい古着を多く取り扱っています
八王子は古着屋や服屋が減ってしまい、若者が洋服を買いに八王子駅へ行くということも減ってしまいました
僕が中高生の頃は、八王子駅近くに『LOWBROW』と『RED NECK』というセレクトショップがありました
ちなみにLOWBROWは今もありますが、RED NECKは立川に移りその後閉めてしまったと聞きました
このセレクトショップ同士は対面しており、LOWBROWは地下、RED NECKは路面にありそれぞれスケート系やルード系と呼ばれるブランドを取り扱っていました
アパレルの仕事に携わるようになり、今思えば店同士バチバチのライバル関係だったんだと思います笑
友だちと中学生の頃、冬休みにお年玉を握りしめて緊張しながらFUCTのジーンズやVANSを買いに行ったのを覚えています
高校生になると兄が福生のセレクトショップで働いていたこともあり、古着にも少しずつ興味を持ち福生の米軍基地近くの服屋へ行くようになりました
福生特有の雰囲気や街並みにワクワクしながらTシャツなど買いに行き、DEMODE DINERでハンバーガーを食べて帰るのが楽しみだったのを覚えています
数年前ふと今の若者たちはどうやって服を買っているのか気になり、仕事の関係者に色々聞いたことがあったのですが、こだわりがある人は直接店に行き品物を購入するが、試着をしても店では買わず通販をする人も多いと聞きました
正直、気持ちはわかるなと思いました
ラックにかかってる服を見てるといやらしく近づいてきては聞いてもない話を長々と聞かされたり、流行ってるとか自分も持ってるとか表面的な話ばかりで肝心な質問には曖昧な答えでこれじゃストレスも溜まるなとよく思います笑 ※個人的な意見です
ただ、通販だけだとせっかく高いお金を払って購入しても、大切にしない可能性が高くなるのではないかと考えています
品物を買うという結果に変わりはないのですが、その結果までのフロウも大切だと僕は思っています
学生の頃2万円を握りしめて入った服屋で、タトゥーまみれの店員さんと楽しく話ができた時に少し大人になれた気がしました
その時購入した服には不思議と思い入れがあり、売ろうとは考えもせずクタクタになるまで着ていました
子どもの頃はお金があれば好きなだけ買えると思っていましたが、大人になって深く考えず買った服には満足度やワクワク感があまりありませんでした
その時初めて手に入れるまでの経緯が実は大切なのではないかと考えるようになりました
高い買い物をする時ほどなるべく買うまでの経緯に重点を置くようにし、またそういった買い物をしてくれる方を増やしたいとも思うようになりました
なにを買うかよりも"誰から買うか"や"どうやって手に入れたか"に少しで良いので意識していただきたいです
わざわざ足を運んで買いに行ったり、お金を頑張って貯めて買ったり、自分が良いなと思える店員と話した思い出などリアルにしかない臨場感を経由して手に入れていただきたいなと思います
そうして手に入れた自分だけのエピソードを肴に酒でも飲むと楽しいものです
僕がオーダースーツ屋でフィッティングを学ぼうと思ったのも、独立しようと思ったのも上の考えが根本にあります
お客様との会話やフィッティングの中でストーリーができ、そのストーリーを基に多くの職人が携わり形にしていきます
価格も高く完成までに時間がどうしてもかかるのですが、そうして自分だけの一着が出来上がってくるとワクワクするのです
それを僕のフィルターを通して形にしたいという思いがあります
やっぱり僕は服が好きなので、楽しい時間を一緒に作り上げることができたら良いなと思っています
ちなみにTEA ONの写真撮り忘れました
少しずつ写真撮る癖つけるようにします…
※上の写真は7年前にアメリカへ仕事で行った時の写真です
長くなってしまいましたが、本日もご覧いただきありがとうございました
何かご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください!
<現在の納期>
9月後半予定
※着用日がお決まりの方はお早めにご相談ください
fooloys









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